赤ちゃんの体温計:どれを選ぶ?(おでこで測る非接触の赤外線式が一番便利)
できれば使いたくない、それでもいずれ必ず必要になるもの——それが体温計です。最初の発熱は、いつも一番都合の悪いときにやってきます。夜中、週末、小児科が閉まっているとき。信頼できて使いやすい体温計が家にあれば、そんな瞬間も落ち着いて向き合えます。すべてのタイプの中で、赤ちゃんにはおでこで測る非接触の赤外線式が断然便利です。その理由と、上手な選び方を見ていきましょう。
なぜおでこ式の赤外線体温計が一番便利なのか
センサーをおでこに近づける、または軽く当てるだけで、1〜2秒で体温を測れます。侵襲的な接触がありません。赤ちゃんにとっての大きな利点は、寝ている間に測れること。起こすこともなく、わきや直腸で測るときのような格闘も不要です。
- とても速い:結果がすぐ出るので、じっとしていない赤ちゃんにぴったりです。
- 衛生的:多くのモデルが非接触(おでこから数cm離す)です。
- 夜でもラク:バックライト付き表示で、暗い中でもすぐ読み取れます。
- 測定値の記録:小児科医に発熱の経過を伝えるのに役立ちます。
最近のモデルは本当に信頼できます。赤外線の技術はここ数年で大きく進歩しました。ただし精度はセンサーの品質に左右されます——ここでブランドの差が出るのです。
良いブランドを選びましょう。認証のない安価な赤外線体温計は、測定値が安定しないことがあり(±0.5 °Cほど)、赤ちゃんにとってその差は大きな意味を持ちます。定評のあるブランド(Braun、Chicco、Beurer、Tommee Tippeeなど)は、校正された信頼できるセンサーを保証しています。 Amazonでおでこ式の赤外線体温計を探す
他のタイプとの比較
従来の電子体温計(わき/直腸)
安価でとても正確、特に直腸で測る方法(小児科医が3か月未満で最も正確と考える方法)が優れています。難点は使いにくさで、赤ちゃんが30〜60秒じっとしていなければならず、直腸で測るには慎重さが必要です。確認用の2本目の「精密」体温計として最適です。
耳式の赤外線体温計(鼓膜式)
速くて正確ですが、生後数か月にはあまり向きません。新生児の外耳道は小さく狭すぎて、プローブの位置がずれると誤った値が出ます。生後6か月以降には良い選択肢になります。
おでこに貼るシート式やおしゃぶり式の体温計
おでこに貼るシートやおしゃぶり型の体温計は、発想は便利ですがあまり信頼できません。あくまでおおよその目安として使い、薬を与えるか、医師に連絡するかの判断には決して使わないでください。
正しく熱を測るには
- 赤ちゃんが落ち着いた状態で。泣いていたり、興奮していたり、厚い掛け物や暖かい部屋では、測定される体温が上がります。落ち着くのを待ちましょう。
- おでこは乾いた状態で、何も覆わない。汗、前髪、帽子はおでこでの測定値を狂わせます。拭いて、おでこを出しましょう。
- 指定された距離を守る。非接触式のモデルにはそれぞれ最適な距離(ふつう1〜3 cm)があります。説明書を読みましょう。
- 2回測る。迷ったら2回測り、高いほうの値を採用します。本当に心配なときは、電子体温計で直腸で測って確認しましょう。
どこからが発熱か(そして小児科医に連絡するとき)
発熱とは38 °C以上を指します(直腸での測定。他の部位ではやや低めの値が出る傾向があります)。次の場合は待たずに小児科医に連絡してください。
- 赤ちゃんが生後3か月未満で38 °Cを超えるとき。これは常にすぐ判断すべき状況です。
- 年齢を問わず、熱が39 °Cを超えるとき。
- 熱が2〜3日以上続く、または異常な眠気、泣きやまない、呼吸困難、発疹、食事の拒否、脱水の兆候を伴うとき。
大切なこと:体温計は測るものであって、治すものではありません。特に生後間もない時期は、小児科医の意見なしに自己判断で赤ちゃんに解熱剤を与えないでください。
まとめ
信頼できる体温計は、一度買えば何度も感謝する買い物のひとつです。赤ちゃんには良いブランドのおでこ式の赤外線体温計が最も実用的な選択です。速く、衛生的で、寝ている間にも使えます。必要に応じて、確認用の精密な体温計として従来の電子体温計も一本持っておきましょう。いつも赤ちゃんが落ち着いた状態で測り、生後3か月の鉄則を忘れないでください。発熱を前にしたら、ためらわず小児科医に連絡を。